千葉県防犯設備業協会
『会長挨拶』
令和2年版警察の犯罪白書によると刑法犯の認知件数は平成14年(285万4061件)をピークに令和元年まで連続17年減少して来ていますが、千葉県は電話de詐欺などの高齢者からキャッシュカードを盗んで、ATMから高額引き出したり、誘導して振り込ませたりする犯罪が増加傾向にあります。また倫理道徳教育の欠如からなのか、近年強制性交等の性犯罪や、児童買春・児童ポルノ禁止法違反が増加しており、また加害者は父親・母親を問わずの児童の虐待数も大きく増加しているという驚きの事態となっております。 その他女性が9割も占める高齢者の万引き等の窃盗や大麻などの薬物犯罪も急増しており、17年間警察のご尽力は元より市民の防犯パトロールや防犯カメラ、防犯警報設備の設置普及促進などが功を奏し、特に窃盗犯の認知件数を減少させて来てはおりますが、新型コロナウイルスの感染防止のため市民一人一人の自粛が求められている社会構造がこれまでとは違う犯罪傾向を生み出しているのでしょうか。私どもは引続き社会の治安回復のためにハードとソフト両面から駆使し、皆様に安全安心をご提供する防犯設備業の卓越した協会として貢献して参ります。
令和3年4月1日
千葉県防犯設備業協会
会長 村田 研亮
令和2年版 犯罪白書の概要
刑法犯の動向
刑法犯の認知件数は,平成14年(285万4,061件)をピークに17年連続で減少
令和元年(前年比8.4%減)も戦後最少を更新
窃盗
平成15年以降,減少。令和元年(前年比8.5%減)も戦後最少を更新
刑法犯の認知件数の7割以上を占める
詐欺
認知件数 3万2,207件(前年比16.4%減)。平成30年以降,減少
 特殊詐欺 認知件数 1万6,851件(前年比5.6%減
      ※うちキャッシュカード詐欺盗 3,777件(前年比180.2%増
      被害総額 約196億円(前年比32.9%減
粗暴犯
 傷害:認知件数 2万1,188件(前年比5.9%減)。平成16年以降,減少傾向
 暴行:認知件数 3万276件(前年比.3.5%減)。平成18年以降,高止まり
性犯罪
 強制性交等:認知件数 1,405件(前年比7.5%増)。平成29年以降,増加
 強制わいせつ:認知件数 4,900件(前年比8.2%減)。平成26年以降,減少

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『事務局』
住所 千葉市花見川区幕張町5-417-51
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